小川三之丞が創業してからその歴史を重ね、四代目三代治が流派の花器の製造販売を開始。信楽焼の伝統と菱三の技術を生かした特徴のある花器は、のちに池坊、小原流などの家元の指定花器までとなる。手作り花器では日本一の生産を誇っていたが、並行して、割烹食器製造も開始。日本全国の高級料亭との取引を始める。

1999年から現在
現在の5代目当主、公男が家業を受け継いだ後は、陶食器一本にシフト。単なる受注型大量生産を行う「ものづくり」ではなく、代々受け継いだ茶道具や花器製造の技術をベースに自身の感性と感覚を陶食器製造に活かしつつ、顧客との一対一の関係を大切にしたサービスを提供することを目指す。

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現五代目当主 小川公男

小川公男のものづくりは、その経験の長さに裏付けられた揺るがない手先の感覚、独特の感性、質感、色、全体のバランス、全ての調和を考えた作品性。いつの時代にも後世に残る美しい作品があるけれど、そこには使う人の、眺める人の、愛でる人の主観がある。それを汲み取る究極の客観性が、作品の美しさを作り出している。

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